
このページは、PC1(勇者)
として遊んでいただく用のハンドアウト閲覧ページです。公開されるハンドアウトが載っておりますので内容をご確認いただき、キャラクター作成をお願いします。
推定所要時間は以下の通りです。セッションに必要な日程を考慮する際に参考にしてください。
・ボイセ3〜6時間ほど
・半テキ6〜10時間ほど
・完テキ10〜20時間ほど
キミは勇者だ。
PC2は、共に同じ村で育った幼馴染だ。
夢や希望に溢れ、一緒にこの世界で生きていこうと誓った仲。
そのはずだった……。
成人を迎える少し前、先代の勇者が魔王に敗れたという報が届く。
新たな勇者として白羽の矢が立ったのは、他でもないキミだった。
だが……魔王の正体が、行方不明になっていたPC2だとは夢にも思わなかった。
キミの使命は【魔王を討ち倒す】だ。
①PC2を対象にした背景《絆 基p122》を修得している。
【秘密】
キミは、この世界とは異なる場所 ――異世界からの転生者だ。
元の世界でのキミは、斜歯忍軍のエンジニアであり、《スマートビット》を開発中だった。
PC2とは元の世界でも幼馴染であり、表と影、どちらの世界でも共に歩む存在だった。
スマートビットの開発にも快く協力してもらっており、心から信頼を寄せる仲だったことは覚えている。
覚えているのはその辺り、一部の記憶が抜け落ちており、特に直近の出来事が思い出せない。
転生したということは……元の世界でキミは死を迎えてしまったのだろうか?
だが、別の存在とはいえこの世界にはPC2もいる。
転生前の世界に思いを巡らせても無意味だと考え、この新たな世界での日々を大切に生きることを選んだ。
しかし現在はご覧の有様だ。PC2は魔王として世界を滅ぼす存在となってしまった。
魔王を討つべき勇者という立場ではあるが、本当は幼馴染がその道を選んだ理由を知り、正しい道へ導きたい。
キミの本当の使命は【PC2を正しい道へ導く】だ。
②《真実》の秘密を獲得したとき、PC2への感情を好きな種類に変更できる
③《スマートビット》の秘密を最初から獲得している
【《PC1》または《二人の思い出》の秘密獲得時に公開】
PC1が、かつて開発を進めていた次世代型神経接続電子チップ。
スマートビット内には高度なAIアシスタントが搭載されており、
生体組織に直接埋め込むことで、脳内での自然な対話を可能とする画期的なデバイスだ。
あくまでも知的な対話に特化しており、使用者の身体への干渉や制御は一切行わない。
「オッケービット! 明日の天気は? 何かアドバイスはある?」
秘密〇/居所×/感情×
【秘密】
というのが表向きの話だが、PC1は密かに、影の世界での運用を見据えた研究を推し進めていた。
スマートビットに搭載する人工知能に、幾多の死線を潜り抜けた上忍たちの精神をデジタル化したものを用いれば、
その知略は使用者が思い付かない戦法や兵法を生み出し、さらには単なる会話の域を超え、シノビの力を直接授けることさえ可能となる。
これが実現すれば、使用者は通常の限界を超えた驚異的な戦闘力を発揮するだろう。
だが、残念ながら、この目論見は上手くいっていかなかった。
PC2にも試験に協力してもらい、試作版スマートビットの実装実験を重ねた。
流派、階級、年齢、性別、あらゆる属性のシノビのクローン人格をビットにインストールしたが、
どの人格もPC2に力を与えるどころか会話すらできず、そのままAIの人格は消滅してしまった。
どうやら、単純なAIアシスタントとは異なり、超常的存在であるシノビの人格を体内に取り込むのは容易ではないらしい。
もしかすると、強い感情の絆で結ばれたシノビの人格であれば、その壁を超えられるかもしれない……。
しかし、今となっては、かつての世界での研究など何の意味も持たないだろう。
秘密の内容を確認し、キャラクターの作成を行います。セッション当日になったら、セッションページを二人で開いてください。