ダイエット奮闘記 ~痩せは「パワー」だ~

ダイエット奮闘記 ~痩せは「パワー」だ~

最近ダイエットに真剣に取り組んでいるので、その経験をシェアしたいと思います。その結論としては身も蓋もないパワー解決法に辿り着いたのでご紹介します!

どうも、悪食肉風船ふれのです。では、よーいスタート!

目次

二つの顔

身体にそれなりに詳しい奴

みなさん、実は私って身体のことめちゃくちゃ詳しいんですよ。筋トレや運動の知識はもちろん、運動生理学や解剖学といった専門分野までかなり造詣が深いんです。マッサージやストレッチも専門的にできちゃう、そんな運動オタクの一面があります。

「じゃあさぞかし筋肉モリモリのマッチョマンなんでしょ?」

…というところで、もう一つの顔をお見せしましょう。

フードファイター並に食う奴

この私、とんでもない量のご飯を食べられるんです。「食事は人生の華」「食べるために生きている」という信念の持ち主。その食事量はフードファイターにも引けを取らないレベルで、昔あるお店のとんかつ食べ放題で30枚を平らげたこともあります。お店の記録保持者でした(今はそのお店、食べ放題やってないんですけどね)。

つまり、運動についての知識はめちゃくちゃあっても、異常な食事量のせいで全く役に立っていなかったというわけです。昔は胃下垂症で「食べても太らない体質」でしたが、年齢とともにその特性も弱まり、シナリオ執筆作業が忙しくなるにつれて運動習慣も失われていきました。

結果、「体力のあるぽっちゃり」が完成。昔は格闘選手のような体脂肪率だったのに、いつの間にかBMIが平均を超え、遂に肥満エリアに突入してしまったんです。

これまでのダイエット失敗の歴史

もちろん、これまでも手をこまねいていたわけではありません。知識を活かして効率的なトレーニング方法を確立し実行もしてきました。しかし、継続できずに挫折。

そもそも「その異常な食生活をなんとかしろ」という根本的な問題があったんですね。

運動はダイエットにおいて「必要だけど効率が悪い」という二面性を持っています。これを正さない限り、どれだけ運動しても無駄なんです。

本気の食事制限に挑戦

そこで今年3月から本腰を入れて体づくりを決意。メスを入れるのは当然、食生活です。

「食うな!何も食うな!!」

私の挑戦した方法はシンプル。1日の摂取カロリーを目標1000、上限1500kcalに制限するという超強烈な食事制限です。一般的な成人男性の必要カロリーより1000近く少ないですからね。理論上は10日で1kg痩せる計算です。

しかし、もう四の五の言っていられません。胃下垂バフも効かなくなったので、人生の楽しみを奪ってでも食事を減らすしかないんです。

具体的には1日の摂取カロリーを目標1000、上限1500と設定。これは一般的な成人男性の必要カロリーを1000近く下回っています。理論上は10日ほど続ければ1kg体重が落ちる計算です。

ただ、これまでこの方法を避けていた理由があります。言うまでもなく不健康なんです。必要な栄養素が足りない状態は身体に大きな負担をかけ、内臓への影響や免疫力低下などのリスクがあります。

また、リバウンドの危険性も。長期間の空腹状態は「飢餓状態」となり、体は栄養を脂肪に変換しようとする防衛機構が働きます。

お相撲さんが朝食を抜いて昼夜2食なのは、実はこの仕組みを利用して「太るため」なんです。彼らは空腹状態を作った後に大量に食べることで、太るためのプロセスを踏んでいるわけです。一般人の食事制限にもこの危険はあります。

そして何より、空腹状態が辛いんです。今までそれだけ食べていたのは単純にお腹がすくからであり、美味しいものを食べたいという欲求に逆らえなかったから。それを制限するのは精神的にも大変なことです。

成功の秘訣は「気合い」

では、どうやって食事制限を実施しているのか?答えは「やる」以外にない、気合いでゴリ押しです。

「あほやコイツ」と思われるかもしれませんが、仕方ないとも言えます。「痩せたい」という願望は人間の本能に逆らう行為。だったら精神論で乗り切るしかないんです。

ただ「よしやるぞー」程度の決意ではダメです。これまで何度も失敗してきたことを忘れるな。

「絶対にやる!!!やらないと死ぬ!!!!!今首元にナイフ突きつけられて脅されてる!!!!!!!!」くらいの気持ちで挑みます。

1ヶ月目レポート

3月から挑戦している食事制限、概ね成功しています。正直、24時間空腹状態ですよ。朝食抜きで、昼食はサイゼリヤのほうれん草、夕食はわかめうどん小といった具合です。食べても空腹は消えませんし、夜も眠りにくいです。でも、やるしかないんです!

これまでのダイエットとはレベルが違う気合いで頑張っています。この宣言をすることで、さらに自分を追い込んでいきます。ゲームマーケットで「新刊出します」と宣言するのと同じ効果を期待しています。

ちなみに先日、チートデーとして食べ放題に行ったのですが、あまりの幸せに食べながら涙が出ました。やはり人間は食べることに幸せを見出すものなんですね……。

食事制限のコツ

単なる食事制限ではなく、いくつか重要なポイントも押さえています:

肉と野菜を最優先

少ない食事機会では、肉と野菜を積極的に摂るようにしています。低カロリーで効率よく体を作れるからです。実質的な糖質制限ダイエットも兼ねています。今はお米も高いので、ちょうどいいかもしれませんね。

タンパク質は猛プッシュ

プロテインは必ず飲みます。タンパク質不足だと脂肪だけでなく筋肉量も減り続け、不健康な痩せ方になってしまいます。爪や髪もボロボロになってしまうので、それは避けたいですね。

筋トレ&有酸素運動はしっかりと

仕事帰りにジムに寄って短時間で集中的に筋トレし、筋肉内の糖質を使い切ったところで隣の駅までジョギングして有酸素運動で脂肪燃焼を促進。これをルーティン化しています。

最近はラットプルダウンが60〜70kg、チェストプレスも60kg近くまで上がるようになりました。ただ、チェストプレスは自宅での腕立て伏せでも似た効果が得られるので、ジムならではの運動としてはやはり背筋がおすすめですね。

オートファジーも試してみる?

これはおまけ情報です。オートファジーとは細胞が自分自身を食べる現象のこと。ダイエットに取り入れる場合は極限の飢餓状態で実現するそうで、18時間の断食で可能だとか。

正直、効果については微妙な部分もありますが、分からないものは自分の身体で実験!ということで、夕食を18時に摂り、朝食を抜いて翌日12時に昼食、これで18時間断食によるオートファジーが成立します。

ただし、この昼食でがっつり食べないように注意が必要です。お相撲さん化してしまいますからね。まあオートファジーについては効果は怪しいのでまあお気持ち程度で。

これからの計画

デスクバイクの購入を検討中で、作業しながら運動できる環境を整えたいです。ダンベルも欲しいところ…特に脊柱起立筋群を鍛える方法がなくて困ってます。

この宣言をすることで自分を追い込む作戦。ゲムマで「新刊出します!」って言うのと同じ効果を期待してます。今年は東京のゲムマには行きませんが、いつか何かのイベントでお会いして「おっ、こいつ頑張って痩せたな」と思ってもらえたら嬉しいです。

人生の楽しみを削って挑むダイエット。つらいけど、それだけの価値がある挑戦だと信じています。みなさんも無理のない範囲で健康的な体づくりを目指しましょうね!